6/27に横須賀スタジアムで行われたシーレックス(ベイスターズファーム)-日本ハム戦を観戦。
この試合は「京急ストア大創業祭ベースボールフェスタ」と銘打ち、先着2000名(この試合の入場者は1400人のため実質全員)に抽選券が配布され、京急ストアの商品券やベイスターズ戦のチケットなどがプレゼントされました。他には試合終了後の野球教室を開催や球場周辺に京急ストアが出店を出してお菓子やおにぎりを販売したり、試合中に流れる音楽の選曲を京急の各駅の発車音に使われている曲とするなどのイベントが行われました。
試合が行われた横須賀スタジアム
プレゼントの抽選券
イースタンリーグは現在シーレックスが首位を走っており、この試合は2位日本ハムとの首位攻防戦となります。シーレックスは桑原謙、日本ハムは藤井が先発。2回表に日本ハムが4番の中田のHRで1点を先制。さらに4回表には大平が2点HRを放って突き放す。
シーレックス先発の桑原謙投手

日本ハム先発の藤井投手

先制HRを打った日本ハム・中田選手、貫禄十分
藤井のコーナーをつく投球に苦しんでいたシーレックス打線はようやく5回裏に関口と高森のタイムリーなどで同点に追いつく。しかし、直後の6回表に大平のタイムリーで再び1点を勝ち越される。
走者を出しながらなかなか得点できないシーレックスだったが、8回裏に関口と桑原のタイムリーで2点を取って土壇場で逆転。8回から登板していた石井が9回も抑えてシーレックスが5-4で逆転勝利。
同点タイムリーでホームに帰ってくる下窪選手
勝ち越しタイムリーを放ち銚子コーチとグータッチする桑原義選手

逆転勝ちを収めてハイタッチするシーレックスナイン
経過だけ追うとシーレックスが見事な逆転勝利を収めたように見えますが、合間合間にミスは見受けられました。3塁走者の狭殺プレーに手間取ってバッターランナーを2塁に進められる、ライト・関口からの完全にアウトのタイミングの返球を捕手・黒羽根が落として4点目を許す、8回裏先頭打者で出塁した大事な走者の野中が牽制で誘い出されてアウトになるなど。
ミスが出ても勝ったシーレックスとミスが出るとそこから必ず崩れるベイスターズの違いは、首位を走るチームと最下位に沈むチームの勢いの差なのか、ファームと一軍のレベルの違いなのか、考えさせられます。結果として勝って勢いや自信をつけることは悪いことではないと思いますが、ミスしたところはちゃんと見直してね。
両チームが走者をたくさん出したので、あまりテンポが良くない試合でしたが、ファームの試合のなんとなくのんびりとした牧歌的な雰囲気はホッとします。選手たちはそれでは困るけど。
【観戦した選手たちの感想】
・桑原謙(湘南):先発して6回4失点。春先にフォームを改造していると聞いていたが、あまり違いは分からなかった。球は全体的に力があったと思う。スライダーはキレキレ、ストレートは少しシュート回転していたように見えた。痛打はそんなに多くなかったが、それが2本のHRで詰めが甘いか。
・加藤武(湘南):3番手で1回1/3を無失点。結果は申し分ないが、目一杯投げて抑えている感じ。加藤クラスにはファームでは見下ろして抑えるくらいの余裕が欲しい。
・石井裕(湘南):4番手で1回1/3を無失点。素人目には良い球が来ているように見えたが、若い左打者の今成や大平に粘られたり、ヒットを打たれているところを見るとまだキレが戻ってないか?
・下窪(湘南):1番センタースタメンで4打数1安打。守備でスタートや送球時の反応が少し遅れるように見えた
・関口(湘南):3番ライトスタメンで3番ライトで5打数3安打2打点。8回の同点タイムリーなど活躍。ボール球をしっかりと見極めていた。守備でも捕手の落球でアウトにならなかったが強肩を披露。
・桑原義(湘南):5番レフトスタメンで4打数1安打1打点。決勝タイムリーを放つ。
・高森(湘南):6番ファーストスタメンで5打数2安打1打点。藤井の内角・外角の球をそれぞれヒットにしたのはお見事。一軍でも見てみたいが、内藤・下園がいるので厳しいか。
・斉藤秀(湘南):8番サードスタメンで4打数2安打。序盤、右打者が苦しんでいた内角の球を唯一上手くヒットを打った。一方で2回のチャンスに三振の場面も。
・野中(湘南):9番ショートスタメンで3打数2安打。打撃は内角を力強く引っ張ってみせてアピールしたが、8回先頭打者で出塁して牽制死はいただけない。また、守備で内野安打を許す場面も。ショートとしては弱肩でつらい。
・藤井(日本ハム):先発して5回3失点。両コーナーに散らす投球。エラーも絡んで3失点したが、特に右打者のインコースの投球が素晴らしく、右打者が見逃し三振で天を仰ぐ場面が多数。
・中田(日本ハム):4番ファーストスタメンで4打数1安打1HR1打点。練習中から貫禄十分。一瞬外国人選手かと思いました。HRは外野が獲れるかなと思った打球がそのまま入ってしまいました。その後は2打席連続インコースのストレートに詰まってショートゴロ。
・今成(日本ハム):6番キャッチャースタメンで4打数3安打。打撃はなかなかミートが上手そうでした。守備では藤井の右打者足元のスライダーを一所懸命止めている姿が印象的でした。
・大平(日本ハム):7番DHスタメンで4打数4安打1HR3打点。今回見るまで知りませんでしたが、中田と同じ高卒2年目の選手。HRは桑原の甘く入ったスライダーを豪快に右中間に叩き込みました。4打席目には石井裕からレフト方向にヒットを打つなどバットコントロールの良さも見せる。
・杉谷(日本ハム):8番サードスタメンで3打数1安打。帝京高出身の高卒ルーキー。9番を打った中島も高卒ルーキー、中田、大平が高卒2年目と若い子がスタメンに名を連ねててうらやましい。守備で二つのエラーをしたが、これも勉強。
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